| <左上:Konichiwa!、中:マチュピチュのスタンプ、下:カナダの煙草の箱、右:濃いキャラtaxi運転手のJesse> |
一体何の勉強をするのかは私には全然分かりませんが、とにかく1週間、ホテルの中の会議室で開催されているオイルを掘るドリルの講義を聴きに来たわけです。
参加者は20人弱らしいけど、世界各国にある支社、もしくはオイル堀りに携わっている系列会社の人たちなどがこの1週間の講習のためにはるばる渡米してきたらしい・・・。
出身国は中東系の人々が半数、そして残りがヨーロッパ系とアジア系、ラテン系、んで、アメリカ人はジョーダンのみ、だって。
昨日の夜は、その講義に参加している中東系以外の人たちと一緒にご飯を食べに行きました。
最初はヒューストンに住んでる同じ会社のMOくん(モハメッド)って友達とだけ会う約束だったんだけど、結局はMOくんも含め、みーんなでご飯に行くことになったのでした。
MOくんと言えば、テキサスに住んでいるとき、サンクスギビングの週末に彼のビーグル×ダックスフントのBuddyを預かったことがありました。blogにも書いたけど覚えてるかな?
| <この子です> |
さて、昨日のグループの国籍のミックス具合はこんな感じ。
ペルー
ベネズエラ
中国
イギリス
アルゼンチン
日本(私)
アメリカ(ジョーダン&MO)
これだけたくさん違う国籍が集まるともう英語で喋るしかありません。逆に英語で全部通じるところがすごかったりして。
私は留学してたことがあるので、結構色んな国の出身の子と会った経験はあります。スイス、ドイツ、南アフリカ、ベルギー、イタリア、フランス、スペイン、韓国、タイ、フィリピン、インド、ブラジル・・・挙げたらきりがないけど、今までペルー人もベネズエラ人もアルゼンチンも、そして意外ながら中国人も実際に個人的レベルで会って喋ったことはありませんでした。
彼らは英語を使って仕事をしていて、言葉が理解できるからアメリカに出張させられてきている人たちなので、もちろん英語は堪能です。
訛りはそれなりにあるけど、第一言語でない者同士、言葉は至らなくても感覚で分かるって感じです。私なんかは逆にイギリス人の英語が時々理解できない始末でした。(笑)
ペルー人のマリオっておじさんは、かなりマイペースなボケーッとした感じの人。髪が天パーでちょっとおばさんパーマみたい。今はカナダで仕事してるんだって。カナダのパスポートも持ってて、ペルーのリマ空港で入国すると押される「マチュピチュ」のスタンプを見せてくれました。(写真左真ん中)
ベネズエラ人のおじさんはコロラドで仕事をしていたことがあるらしく、かなりコロラド通でジョーダンと盛り上がってたな。彼はまだ未婚でイケイケな感じ(笑)。
ウェイトレスのお姉さんのこと「Hey Brittney!」と巻き舌で名前を呼んではウィンクしてたし。お姉さんかなり流しててウケた。
イギリス人の若い人はカタブツの真面目くんって感じ。ポロシャツ一番上までボタンしちゃってるような。挙動不審でちょっと面白かった。
アルゼンチンの26歳の人はガエル・ガルシア・ベルナルをちょっと情けなくした感じ(ひどい?)で二枚目と言えば二枚目だったかな。奥さんの写真見せてもらったらこれまた美人でみんなで回し見。
中国人の二人は日本人って言っても分かんなかった(笑)!
一人は若手のメガネくん。彼は北京の人なんだそうです。最近結婚して、北京で2LDKのマンションを買ったそうなんだけど、その値段なんと$900,000!!!ざっと計算して9千万円くらいです。
さぞかし巨大な億ション系かと思いきや、写真見せてもらったらかなり普通のマンション。だから「ヒューストンだったらこのくらいの家が買えちゃうよ。」とiPhoneで豪邸マンション(一戸建ての家ね)を見せたら、「Noooooo!」と爆笑してました。
もう一人の中国人のおじさんはちょっと山下清系。裸の大将っぽい。
この人が不思議なんだけど、スパニッシュ訛りの英語を喋るのです。話を聞いてみると、彼の母方か父方か分からないけど、祖父母はなんと日本人なんだそうです。戦争が終わってから日本に帰らず中国で生活していた彼の祖父母は、中国の大革命のときにペルーに逃げたんだって。それで彼の両親(どっちかは中国人らしい)はぺルーで彼を生んで、そのまま彼はスパニッシュと中国語で育ったっていう。 聞けば聞くほどこんがらがってくるんだけど。
とまあ、色んな人に接して楽しい話しも聞けてよかったです。
そんな濃い人々との時間を過ごした私たちですが、その日これまた濃いタクシーの運転手さんと出会ってしまいました。
タクシーでホテルから出かけたのですが、登場したタクシーの運転手さん(写真右)がこれ、すごいでしょ?まずシャツがキョーレツ!!そして指輪は全指ハメです!!どれもこれもゴツい指輪で、ライオンの顔がついてたり、ドクロがついてたり。
シャツと指輪を見た瞬間、ジョーダンと怯えたんだけど、話し始めたらこれまた最高にいい人!!人懐っこい感じの優しい運転手さんでした。人はやっぱり見かけで判断しちゃいけないね。
<運転手さんデータ>
名前:Jesse
NY出身のイタリア系アメリカ人。ギャンブル一家に生まれる。
幼いころに両親が彼を祖父母宅に預けたまま蒸発。
4歳から祖父に教わりながらブラックジャック、ポーカーをたしなみ、21歳になったのを機に単身ラスベガスへ渡る。
ほぼホームレス状態の生活をしながらバイトで生計を立て、ポーカーの腕を磨く。
ラスベガスで知り合ったヒューストン出身の黒人女性と結婚。娘誕生。
結婚を機に心を入れ替え、モール内のショップのマネージャーを数年に渡って務める傍ら、タクシー運転手のバイトも続ける。しかし、結婚生活がうまくいかなくなり、別居。
「もう一度夢を見たい」と、ラスベガスへ再度渡り、知り合いの家を渡り歩きながらポーカーの世界選手権に出場。敗退し、所持金(全財産)が1000ドル以下となる。
娘の住むヒューストンへ戻り、タクシーの運転手として働き始める。
とまあ、まるでドラマか映画のような経歴です。濃い!濃すぎ!
「とある日、一瞬で10,000ドル(100万)負けたときはもうしばらく立ち直れない、と思ったね。でも不思議なことに、娘に電話をかけて声を聞いていたら、あっという間に元気になって立ち直ったよ。娘の力はすごいね!」と、溺愛娘の話を嬉しそうにしていました。
彼の両親は今もどこにいるか分からないそうで、「自分の娘に同じ思いはさせたくなかったから戻って来た」って言っていました。
タクシーの運転手さんには珍しく、すごく安全運転だし、いい人だったので、ヒューストン滞在中に必要なときはまた彼のタクシーを頼もうと思っています。
3 件のコメント:
運転手さんがとにかく波乱万丈だね。 娘さんに自分と同じ思いさせたくないってところにすごく感動。 自分の両親を反面教師にして娘さんといい関係築いてほしいな。 って他人事ながら思っちゃったよ。
ベネズエラ人のプレイボーイぶりも目に浮かぶようだよ(笑) 私の知ってるベネズエラ人もかなり女性の好きな文句ばっかりいう男だよ。 余談だけどベネズエラは世界で一番美人の多い国らしいよ。 奥さんが美人なのもうなずけるね。 私もベネズエラ人に生まれたかった~。
ほんとにその運転手さんの人生はドラマティックね~
でも、自分のような思いを決してさせたくない!という固い決心が彼の「流れもの」暮らしにストップをかけた、とういうのも感動的。
で、外見とその姿勢がかけ離れているところがまた素晴らしいわ!
さっちゃん:Things happen for a reasonだから、親が蒸発しちゃったのも何かの理由があってのことだから、それをどう思うかは自分次第、って言ってたのも凄いなと思ったよ。
ベネズエラ人、ほんともうシャツの着こなし方からして完全にプレイボーイ度プンプンだった。しかも彼はマイアミに住んでいるらしい。
母:見た目とは違ってかなりまっとうなことを言う運転手さんでびっくり。やっぱり小さいときから苦労してるからなのかね。
アメリカでは珍しくすごく気の利くいい人だったよ。
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